イエロー紳士

61.一銘柄に使う最大投資金額は700万円

私は集中投資推奨派です。

なので、私の今までの解説を読んだ人は「ということは、この人は資産が増えるに従って、一銘柄に使う投資金額も増え続けていくんだろうな」と思っていることでしょう。

私も資産が少ない頃はそうしようと思っていたのですが、資産が増えてみると実際のところはそうではなかったので、その話をしたい。

私は「よし、この銘柄に集中投資しよう」と思ったら、結構躊躇なく大量に資金を投入します。そして「やっぱダメだ。この投資、失敗だった。損切りしよう」って思った時は、結構躊躇なくその大量に投資した資金を引き上げて損切りします。

確かに資産が増えるにしたがって、一銘柄に使う資金も増えていきます。もちろん、その投資が成功した場合は「よし。大量に資金を集中させて良かった」と思うのですが、問題は「ダメだ、この投資失敗だったわ。損切りしよう」っていうときです。

例えば一銘柄を1000万円分買うとすると、株数が下手すると8000株とか10000株になったりします。でその後に「損切りしよう」って決めたら、まあ逃げるのが大変です。一気に売ろうとすると、そもそもそんなに買い手がいないので、自分の想定よりもかなり下の値段で損切りすることになってしまうので、一気に損切るわけにはいかない。かといって、少しずつ売るにしても株数が多いのでまあ大変。毎日少しずつ売ろうとしても、自分自身というすごく大きな売り圧力があるので、じわじわ株価が下がっていったりするし。おのれ自分!!

じゃあ、利益を得るときは結構大きな利益を狙えて、かつ損切りするときもダメージは当然負うけれど、まあまあ損失を抑えつつ逃げられる、そんな丁度いい投資費用はいくらか!?というのが、私の個人的感覚では700万円でした。700万円がちょうどいいわー。

700万円が仮に2倍になったら700万円の利益。これは大きい。2.5倍になったら利益1000万円超えるし。私的には十分満足。

そして700万円だったら、いざ損切りしないといけない状態になってもまあまあ逃げられる。もちろん無傷では済まないけど、まあまあ許容範囲。

だから、基本的には「この銘柄メチャクチャいいな!」と思ったら、投入する金額は700万円です。昔はそれ以上投資資金を使うことも結構あったのですが「なんか700万円がちょうどいいなー」っていう自分の中の結論を出したあとは、700万円以上投資することは滅多に無くなりました。

ただ、これは私個人の話なので、人によってはもっと多かったり、もっと少なかったり、もしくはそもそも最大投資金額を決めていないかもしれません。

まあそもそも「ファンダメンタルズ分析なのに損切りをする」っていうのがある種邪道だしね。

私は以前から「投資銘柄は2~5銘柄に限定すべき」という話をしていますが、仮に5銘柄を700万円ずつ買うとしたら3500万円。そして私の資産はそれより多い。

というわけで、最近はリスク分散も兼ねて優待銘柄とか買ってます。資産が増えるとリスクを落とした方が良いという話が良くありますが、私もそれに倣ってリスクを落とした感じですね。優待イイよ、優待。

これが資産が増えて腑抜けるという事なのだろうか。

え?「優待銘柄を買うのではなく、集中投資する銘柄の最大数を5じゃなくて6とか7にすればいいのに」って?いいんだよ。私は腑抜けたんだよ。私は腑抜けたまま1億円を目指します。

あと、資産が増えて分かるのがバフェットさんの凄さですね。あの資産規模で集中投資するって。失敗して逃げるときスゴイ大変なんじゃないだろうか。多分「自分は間違えない」という物凄い自信があるんだと思う。まあ、実際は時々間違えてるけど。

というわけで「資産が増えるにつれて、単純に一銘柄に使う金額を増やす」っていう手法を目指してもいいんだけど、もし「なんか、損切りするときめちゃくちゃ大変だな……」って思いはじめたら今回の話をご参考ください。